2013-01-01から1年間の記事一覧

カール・ポパー(1974)(森博訳)「バケツとサーチライト−−二つの知識理論」『客観的知識』木鐸社

カール・ポパー「バケツとサーチライト」の簡単な紹介です。科学史に基づいた説明もありますが、やや合理的再構成のようになっているので、大幅に省略します。まず、著者は科学のバケツ理論というものを導入します。それは「出発点は、世界について何事かを…

本田(2009) 数数学教育現代化について

本田伊克(2009)「1950,60年代の民間教育研究運動の成果と課題に関する学校知識論的考察―数学教育協議会の事例に即して―」一橋大学博士論文。から、卒論に必要な箇所を要約しました。\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\「現代化」指導要領改訂の動きは、1965年6月14日、文…

文部省に行政文書開示請求をしてきました。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。60年代に起きた数学教育の現代化運動についての卒論を書いています。その一環として、68年度の指導要領改訂のための審議会の議事録を文部科学省に請求し、閲覧が許可され、閲覧及び写真撮影(…